犬や猫を飼う前に考えていただきたいこと

犬や猫を飼うことはすばらしいことです。「こころのゆとり」や「命の尊さ」が社会の中で特に叫ばれる昨今、犬や猫と共に暮らし、ふれあうことで「心の豊かさや潤い」が得られるとして、コンパニオンアニマル(伴侶動物)とも呼ばれています。しかし、飼うということは、同時に飼い主としての責任が伴うことでもあります。飼い始める前に、以下の事を家族全員でよく検討してください。

  1. 犬や猫は10年以上生きますが、、その間変わらぬ愛情を持って、きちんと飼い続けることができますか?
  2. あなたの住まいは、犬や猫が飼えますか?周辺の環境はどうですか?
  3. 毎日の食費だけでなく、病気をしたときの治療費、去勢・避妊手術などの費用を負担できますか?
  4. 万が一、犬や猫が近所に迷惑をかけたときなどは、責任をとるという自覚がありますか?
  5. 家族の中に、一人でも犬や猫を嫌いな人はいませんか?
  6. 将来のことは考えていますか?
  7. 子供達の要求に押し切られていませんか?

犬を飼うならこれだけは守りましょう
  1. 犬を登録し、毎年狂犬病予防注射を受ける
    生後91日以上の犬は、必ず登録と年1回の狂犬病予防注射をしなければなりません。
    犬を飼い始めてから30日以内に各市町村の保健所に登録を申請してください。
    犬の鑑札と狂犬病予防注射票は、必ず犬につけてください。もし犬が迷子になってしまった場合、これらをつけていると確実に飼い主の元に戻ることができます。

  2. 犬の放し飼いはしない
    犬の咬傷事件のほとんどが、放し飼いにされた飼い犬によるものです。他人の庭や畑を荒らしたり、野良犬を集める原因なったりします。散歩代わりに離し、そのまま帰ってこないケースも多くあります。子犬のときからつないで飼う「癖」を付け、毎日定期的な引き綱運動をさせましょう。

  3. 人の迷惑にならないように愛情と責任を持って飼う
    犬の習性や生理を理解し、近所迷惑にならないように、気を配らなければなりません。
    犬を制御できるように、きちんとしつけましょう。
    万が一、近所の迷惑になってしまったとしても、簡単に犬を飼育することをあきらめないで下さい。どうしても飼えなくなってしまったら、新しい飼い主を捜しましょう。


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